2021.10.05 08:00 更新
2021.10.05 取材
自由でユニークな発想から生まれる、スタートアップの気になるガジェットをチェックする「次に来るモノ」。今回は、充電なしに楽天Edyの電子マネー決済ができる指輪型デバイス「RINGO PAY」を見ていきましょう。
キャッシュレス後進国などと言われつつ、いまや色んな種類のキャッシュレス決済が使えるこの日本。むしろ決済方法の乱立が普及を妨げている側面もなくはないのですが・・・メチャスマートに決済できるデバイスが広まれば、ユーザーもより受け入れやすくなるのでは、と思ったりもします。
いまMakuakeにてクラウドファンディングが進行している「RINGO PAY」は、まさにそんなニーズにピッタリなスマートデバイス。ちょっとゴツい指輪のような見た目のデバイスで、指をかざすだけで電子マネーの決済ができるというシロモノ。しかも充電不要という触れ込みなので、だいぶ便利に使えそうな気がします。すでに目標額1,800%近くを達成、注目度もかなりのものです。
ちなみに以前似たようなアイテムとして「Visaのタッチ決済」を利用した指輪型デバイス「EVERING」を取り上げたことがありましたが、この「RINGO PAY」は楽天Edyの決済に対応しています。楽天Edyはコンビニやファミレス、ファストフード店、スーパー、自販機、はては病院に至るまで、とにかく色んな場所で使える電子マネー。生活圏内の使える場所を把握しておけば、この「RINGO PAY」を持っているだけでなんとかなるわけです。
使う際の準備といえば、あらかじめリングに必要な金額をチャージしておくだけ。コンビニのレジやATMでチャージが可能で、決済時にリーダーから電力が非接触で供給されるため、充電も不要です。スマートフォンやスマートウォッチと違いバッテリー切れの心配がなく、チャージ分しか使えないので落とした際の不正利用も最小限で済みますね。
なお指輪型デバイスと言いつつ、実は“指に巻くデバイス”という方が正確かもしれません。フレキシブルなシリコン素材でできた帯状になっていて、自分の指にフィットするよう溝に合わせてカット、サイズを調整できる仕様です。あとは金属パーツをはめれば、組み立ては完了。簡単カスタムメイドなスマートデバイスです。
そんな「RINGO PAY」のキャンペーンは、2021年10月20日まで。あと半月ほど期間が残っています。早割による先行販売は15,000円~17,500円が終了。当初100台限定だった販売数も好評により追加され、現在は税込18,000円で購入が可能です。なお、出荷は2021年12月末~2022年1月末予定の模様。
文: 編集部 絵踏 一
Makuake: https://www.makuake.com/