2021.10.22 13:00 更新
2021.10.22 取材
Raspberry Piベースの地震計を自作できる工作キット「PiDAS (Raspberry Pi Picoで作る自作地震計) 作成キット+書籍」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。サークル「きじのしっぽ」が手がけた同人ハードウェアで、販売価格は税込6,270円だ。
キットの完成イメージ(製作者Twitterより)。ケースは付属せず |
Raspberry Piを搭載した地震計「PiDAS」を作ることができる工作キット。製品名は「Pinpoint Detection and Alarm System(ピンポイント検知警報システム)」の略称で、気象庁の発表を待つことなく設置箇所の震度を手軽に把握できる。
コンパクトな開発用基板「Raspberry Pi Pico」をベースにしたキットで、3軸の加速度センサーを利用して強震モニターと同様の方法でリアルタイムに震度を算出。合計10個のLEDの点灯レベルから、震度を視覚的に把握できるというもの。設置場所は平面であればよく、水平面だけでなく壁面にも設置できる。
はんだ工作による組み立てが必要で、製品には「Raspberry Pi Pico」を含め必要なパーツがすべて同梱。追加購入不要で地震計を作り上げることができる。また、同サークルによる同人誌「Raspberry Piで手軽に震度を計測しよう!」も付属している。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926
きじのしっぽ: https://twitter.com/nr_ck