2021.12.01 12:00 更新
2021.12.02 取材
【第98回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、分厚いとんかつが美味しすぎるカツカレーを食べるため「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ 秋葉原店」に行ってきます。
ご存知とんかつの名店「とんかつ檍」が運営する「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ 秋葉原店」がアキバにオープンしてから、もう半年以上になりますね。アキバの中心からちょっと離れた昌平橋通り沿いにお店があるわけですが、立地はお構いなしな人気ぶり。遅めな時間に行くとご飯が切れて早仕舞いになっていたり、色々と油断できないお店です。
実はここ2回ほど目の前で閉店(早仕舞い)という間の悪さだったので、今回はディナータイムのど真ん中に来店。前にこのコーナーではとんかつ定食を食べていたこともあり、今回はかつカレーに決めていました。券売機のメニューから「上ロースかつカレー」をポチリ、お会計は税込1,800円です。さすがの貫禄ですね。
ちなみにロースかつカレー系はとんかつのサイズでお値段が変わっていて、「上ロースかつカレー」は真ん中の200g。ノーマルの「ロースかつカレー」(1,200円)でも170gあり、「特上ロースかつカレー」(2,300円)に至ってはなんと300gです。
先客のとんかつ定食などが運ばれていくのを横目に、カウンターに座ってのんびり15分ほど待機。お待ちかねの「上ロースかつカレー」がやってきました。さすがとんかつ屋のかつカレー、とんかつの迫力がハンパじゃありません。
たいていかつカレーに載っているとんかつは、カレーがたっぷりかかっている場合がほとんど。ところがこのお店のかつカレーは、とんかつとカレーが完全分離しています。雑にカレーと一緒に食べるのもいいですが、ここはとんかつ定食と同じ感覚でしっかりとんかつを味わうのが上策でしょう。
早速箸を手にとって、とんかつに定番の岩塩をまぶしていき、そのままパクリ。岩塩が肉の柔らかさと脂の甘みを引き立ててくれる、絶品なとんかつ。そこへカレーにくぐらせたご飯を口に入れると、なんとも言えない贅沢な気分に浸れます。
極上のとんかつ定食とカレーの美味しさがダブルで味わえるステキ体験。カレーはほどよい辛さの日本風カレーで、主役を張るとんかつとの相性は最高です。合間にシャキシャキの千切りキャベツでリセットをかけつつ、箸とスプーを持ち替えながらあっという間に食べ終えてしまいました。
もっと時間をかけて食べればよかった・・・というくらい、満足度は二重丸。これまでずっととんかつ定食ばかり食べていたのに、今回でグッとかつカレー派に靡いてしまいました。なお、ライスもカレーも普通盛りでしたが、大抵の人は満足できるだけのボリュームがあると思います。
さて、そんな「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ 秋葉原店」の営業時間は、ランチが11:00~15:00、ディナーは17:00~20:00まで。当初の21:00営業に戻るのはいつなんだろうという気がしますが、ひとまず遅くともラストオーダーの19:45頃には間に合うように来店したいですね。
文: 編集部 絵踏 一