2022.01.13 12:00 更新
お正月に続く三連休も終わってしまい、すっかりいつも通りな日常が帰ってきました。ちょっとばかり憂鬱な気分にもなりますが、そんな時は何かを食べて解消するに限ります。そして年明け早々に立ち寄るお店を考えた時、ここは原点に帰ろうと思い至った次第。アキバで食の原点とくれば、やはりパーツ通りにあるおなじみの牛丼屋さん「牛丼専門サンボ」で決まりですね。実は食べに来るのは結構久しぶりだったりします。
まだ晩ごはんにはちょっと早い、18時過ぎくらいに来店。早速入り口の券売機で食券を購入します。この券売機も導入されてから10年くらい経つのか・・・と考えると、時が流れるのは早いもの。しかし注文する段になって、これまでほぼ「牛皿」ばかり食べていたことを思い出し、急遽予定変更。ここは“原点”に帰る意味でも、一番スタンダードな「牛丼」を食べることにしました。「牛丼(並)」とみそ汁・玉子をセットで注文、お会計は税込690円です。
ちなみに店内には「一月四日より新価格に替えさせて戴きます」という、価格改定を知らせる張り紙。2年ほど前の記事を見返してみると、それから牛丼とお皿は50~60円、牛皿は70円の値上げ(みそ汁と玉子は10円)になっているようです。
カウンター席に案内されて、もぞもぞとマフラーを外したりしている間に「牛丼(並)」が到着。さすがは和のファーストフード、提供まで30秒とかかっていない気がします。急いで食べたい休憩時間のショップ店員などにとっては、このスピード感は嬉しいポイントでしょう。
さて、早速玉子をといて投入し、紅生姜を適量載せていただきます。プチ値上げがあったばかりですが、並でも結構なボリュームがあり割高感はありません。甘辛いタレが染み込んだ牛肉と玉ねぎをご飯と一緒にかきこむと、なんとも言えない満足感。以前によく食べていた牛皿は甘めな味わいだったところ、今回の牛丼はややさっぱりめな印象です。
ただその味が紅生姜と相性バッチリで、実によく箸がすすみます。ちなみにサンボの紅生姜はチェーン店などに比べると色が薄めですが、これは余計な着色料などを使っていないからでしょうか。もちろん味はしっかり出ています。そして合間に油揚げのみそ汁をすすりつつ、10分かからずに完食。ロスタイムなしに安定した味をガッツリ食べられる、やはりアキバで牛丼とくればサンボで決まりですね(2回目)。
さて、そんな「牛丼専門サンボ」の営業時間は、平日が11:30~19:00、土・祝日が11:30~18:00、日曜が11:30~17:00で、木曜日が定休日。しかし久しぶりに食べると、またすぐあの味が恋しくなる。不思議な魔力のある牛丼だと思います。
文: 編集部 絵踏 一
牛丼専門サンボ: https://twitter.com/ra5uzhfotxbpaxo