2022.01.15 13:58 更新
2022.01.15 取材
2022年1月11日に正式発表された、ビデオメモリGDDR6X 12GB搭載版のGeForce RTX 3080が早くも秋葉原に登場。第1弾としてMSI「GeForce RTX 3080 GAMING Z TRIO 12G LHR」の販売が14日(金)よりスタートしている。入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
ビデオメモリが従来のGDDR6X 10GBから12GBになった他、CUDAコア数は8,704基→8,960基に、メモリバス幅は320bit→384bitへと拡張されるなど、GeForce RTX 3080 Ti 12GBに近いスペックに進化しているのが特徴。ただし消費電力も増加しており、Graphics Card Powerはこれまでの320Wから、GeForce RTX 3080 Tiと同じ350Wになった。
VGAクーラーにはオリジナル3連ファンクーラー「TRI FROZR 2」を採用。裏面にはアルミニウム製バックプレートを搭載している。ブーストクロックは1,815MHzで、出力インターフェイスにDisplayPort1.4ax3、HDMI2.1×1を装備。補助電源コネクタは8pinx3となり、カードサイズは長さ323mm、幅140mm、厚さ56mm、重量1,566gという大型モデルだ。
なお、販売価格は228,800円で、現在販売中のGeForce RTX 3080 Ti搭載カードと比べ、同等またはやや高め。GeForce RTX 3080 Tiに近いスペックとはいえ「初回の価格設定が高く、RTX 3080 Tiの在庫がある限りは厳しい」と話す店員が多かった。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
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