2022.02.07 11:00 更新
2022.02.07 取材
USB PDに対応しない機器でも特定の電圧でUSB PD給電が可能になる、やや玄人向けの「PDトリガーケーブル」に新バリエーション。新たに15V/5Aに対応する製品がShigezoneに入荷している。価格は税込990円から。
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特定の電圧を取り出すことができる変換ケーブルで、本来必要になる機器間認証を“偽装”することで、給電対象が非対応機種でもUSB PDによる急速充電が可能になる。これにより旧型ノートPCの充電環境をコンパクトなUSB PD充電器に置き換えられるため、かさ張る本来のACアダプタを持ち運ぶ必要がなくなるというわけだ。
従来は9V、12V、20Vに対応する製品が販売されていたところ、今回新たにその「15V版」が入荷。15V/5A出力によるUSB PD給電に利用できる。
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新しい「15V版」のトピックは、16V対応のLet’snoteに直接接続できるところ。外径5.5mm/内径2.5mmのコネクタ形状がLet’snoteのDCジャックと同じであるため、変換プラグを使用することなく15V/5A出力でUSB PD給電できる。
ただし当然ながら保証対象外の使用方法のため、機器の充電仕様をしっかり理解した上、自己責任で使用する必要がある点には注意。ショップでも「動作の有無(急速充電の可否)を含め、保証するところではない」「トリガーケーブルの意味を理解している人向け」としている。
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なお、価格は他の9V~20V(5A)モデルと同様で、1.2mが税込990円、2mが税込1,200円、3mが税込1,400円。アキバでも中古製品が多く出回るLet’snoteで利用が見込めることから人気になっており、2mモデルは取材時点で完売していた。
文: 編集部 絵踏 一
Shigezone: https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326