2022.02.28 10:26 更新
2022.02.28 取材
Raspberry Piを使った地震計を自作できる工作キット「PiDAS (Raspberry Pi Picoで作る自作地震計) 作成キット」に新バージョンが登場。サークル「きじのしっぽ」が手がけた同人ハードウェアで、家電のケンちゃんにて税込8,360円で販売されている。
昨年10月に発売された、「Raspberry Pi Pico」をベースにした地震計の「PiDAS」を作ることができる工作キットがマイナーチェンジ。「PiDAS」のキットに加え、新たに2枚のアクリルパネルとスペーサー、ゴム足で構成されるケースが付属。ケースを自作する必要なく、安定して「PiDAS」を設置できるようになった。
「PiDAS」自体の機能は従来同様で、3軸の加速度センサーを利用してリアルタイムに震度を算出、LEDの点灯レベル(合計10個)で震度を視覚的に把握できる。キットには「Raspberry Pi Pico」を含む必要なパーツ一式が同梱され、はんだ工作による組み立てが必要。同サークルによる同人誌「Raspberry Piで手軽に震度を計測しよう!」も付属している。
なお基板のカラーはロットにより異なり、現在は黒色基板が同梱されている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926
きじのしっぽ: https://twitter.com/nr_ck