2022.03.17 12:00 更新
2022.03.17 取材
最近は飲食店の時短営業の影響もあって、あまり取材エリアから離れた場所を食べ歩く余裕がありません。今回もパパッと空腹を満たすべく、パーツ通りでもお馴染みのカレー屋さん「ラホール 外神田店」に立ち寄ることに。手早く通えて品出しも早く、味も安定している。こういう“計算できる”ところは、周辺のショップ店員にも愛されている理由ですね。
来店したタイミングは、空は暗くなり始めたけれど、まだ晩ごはんには早いという時間帯。オフタイム気味のため、カウンター12席の店内には先客は2名のみでした。これなら提供も予想通り早めで済むでしょう。
なお、2年ちょっと前に取り上げた際は“日本風”を注文していたようなので、被りを避ける意味で“インド風”からチョイス。一緒に野菜を盛り付けた「インド風野菜カレー」にしました。さらにトンカツ(200円)をトッピングして、お会計は税込900円です。
どうやらお客さんの内の一人はこれから提供のようでしたが、それでも次に私の「インド風野菜カレー」が運ばれてくるのに10分とかかりませんでした。忙しい時はこのスピード感が助かる・・・さてと、温かい内に早速いただきましょうか。
普段よく食べている日本風は、一番辛さのないトロみのあるカレー。その一方で今回のインド風はサラサラ系で、ショップによると厳選したスパイスを独自にブレンドした風味がウリだとか。辛さは標準で中辛程度、過剰な辛さに耐性がない人でも問題なく食べられるレベルです。
カレー自体はシャバシャバよりやや粘度がある感じ。多少のスパイス感もありつつ、どこかホッとする食べやすさが良いですね。全体に散らされた千切りの玉ねぎもグッド、ジャガイモなど大きめの野菜もちゃんと形が残っていて、火入れ加減も良好です。トンカツは単体ではやや衣の油が気になるところ、サラサラのカレーと一緒に食べると丁度いい具合に。全体的に素朴で安心感のある味わいですね。
さてそんな「ラホール 外神田店」の営業時間は、11:00~20:00まで。火曜日が定休日です。ちなみに一番の名物メニューは、看板でもアピールされている激辛なブラックカレー。標準では(ほとんど)辛さのない日本風とインド風も最大100辛までアレンジできるので、辛いもの好きの人なら全方位敵なしだと思います。
文: 編集部 絵踏 一