2022.03.24 12:00 更新
2022.03.24 取材
まん延防止等重点措置が解除されて、ようやく飲食店の時短営業も終わり。まだまだ油断はできませんが、ホッとしている人も多いんじゃないでしょうか。もっとも今回の分は先週食べに行った話なので、バッチリ時短モード中でした。例のごとく遅くなったせいで、ほとんどのお店はオーダーストップ。でも21時までやっているお店もそれなりにあるもので、「つじ田 秋葉原店」もその一つです。ここしばらくで、遅めの時間帯には何度もお世話になりました。
さて、まずは店頭の券売機でメニューを物色。・・・と言っても、つじ田は「濃厚つけ麺」と「濃厚らーめん」の2本柱になっていて、あとはトッピングの違いのみ。それほど頭を悩ませる必要はありません。限られたメニューで勝負するあたりには、名店のプライドを感じますね。
ちなみに以前このコーナーで取り上げた際はつけ麺を食べていたようなので、今回はラーメンの方にしようと「濃厚特製らーめん」をポチり。お会計は税込1,120円でした。
さすがに20時前後はお店の選択肢も少なくなるとあって、店内はほぼ満席。その後も新しい来店が続き、フロアには常に店員さんの威勢のいい掛け声が響いています。そのまま10分くらい待っていると、カウンター越しに「濃厚特製らーめん」をいただきました。もう空腹で限界ですよ。
いざ食さんと、まずはアツアツのスープをひとすすり。アキバのラーメン店はスープぬるめなところも少なくない中で、芯まで温まれるこのアツアツさは嬉しい。ここ数日寒いですしね。それと透明度が低くドロリ濃厚なのにも関わらず、意外なほどさっぱりしているところもグッド。濃厚系の中では、トップクラスに食べやすいラーメンなんじゃないでしょうか。
もちろんさっぱりと言っても、味が薄いわけではありません。豚骨魚介系のスープは、比較的細めの上品な麺ともよく絡んでくれて、一体感のある味わい。増量されている柔らかい自家製チャーシューも、熟成感があって美味でございます。最後に卓上にあるタレを加えてちょい濃い目に調整しつつ、スープまで残さずいただいてしまいました。
そんなつじ田 秋葉原店の営業時間は、11:00~21:00までの通し営業。もう他のお店の時短営業も終わりましたが、この食べやすい濃厚らーめんと味変が楽しい濃厚つけ麺には、末永くお世話になると思います。
文: 編集部 絵踏 一
つじ田 秋葉原店: https://tsukemen-tsujita.com/