2022.04.22 11:00 更新
2022.04.22 取材
AMDのデスクトップ向け新CPU「Ryzen 7 5800X3D」の販売が本日11時より解禁。秋葉原の取り扱いショップでは開店時より販売がスタートしている。
SRAMキャッシュメモリをCPUダイの上に積層するAMDの最新技術「3D V-Cache」を採用した初のコンシューマ向けCPUで、これまでの3倍に当たる96MB(CCD内蔵の32MB+64MB)の大容量L3キャッシュを搭載する。
特に、大量のデータを常に処理する必要があるゲームパフォーマンスを大幅に引き上げ、現行のCPUでは最高クラスのゲーム性能を実現している点は、先日のエルミタ的速攻撮って出しレビューでもお伝えしている通りだ。
主なスペックはコア数が8コア/16スレッド、動作クロックはベースクロックが3.4GHz、最大ブーストクロックが4.5Hz。その他L1キャッシュは512KB、L2キャッシュは4MB、メモリはDDR4-3200、TDPは105Wで、プラットフォームはこれまでと同じSocket AM4を採用する。
Ryzen 9の2モデルは22日より期間限定値下げが行われている。価格差に悩むユーザーも多くなりそうだ |
複数の入荷ショップで話を聞いたところ「ゲーム向けCPUとして面白い存在。ただしコア数が倍でさらに価格が57,300円に下がったRyzen 9 5900Xの存在がある点が迷うところ」という意見が多かった。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
AMD: https://www.amd.com/ja