2022.09.02 10:55 更新
2022.09.02 取材
かねて予告されていた通り、“オタクの聖地”として秋葉原における象徴的な店舗だった「とらのあな 秋葉原店A」が閉店した。これをもって「とらのあな」創業の地である秋葉原からすべての店舗が消滅することになったわけだが、新たに同系列のアートギャラリーが近くオープンする予定だ。
「とらのあな」は、オタク系の漫画書籍や同人誌などをワンストップで提供する“オタクの聖地”として、長く親しまれてきたショップ。8月31日の閉店時には多くのファンが駆けつけるなど、惜しまれつつの閉店となった。
株式会社虎の穴から7月に発表された事業構造転換によるもので、旗艦店としては(主に女性向け同人誌を扱う)池袋店を除き、新宿店、千葉店、なんば店A、梅田店も8月31日に閉店している。店舗事業縮小に関する経緯については、こちらの関連記事に詳しい。
その一方で、株式会社虎の穴と同系列の「ツクルノモリ」が展開するアートギャラリー「Tsukurunomori Art Gallery」(所在地:東京都千代田区外神田3-15-5 MNビル6階)が9月上旬にオープンする予定。場所はガチャポン会館が入るビルの6階だ。
ギャラリーの形態など詳細については不明。ただし秋葉原店Aの閉店を発表した際に「秋葉原において、イラスト展が開催可能なギャラリー型店舗の出展を準備している」と告知されていたこともあり、同様のコンセプトをもつ店舗になると思われる。
文: 編集部 絵踏 一/取材:ウエムラ
Tsukurunomori Art Gallery: https://tsukurunomori.co.jp/tag