2022.10.11 11:00 更新
2022.10.11 取材
「AMD B650E」チップセットを採用するSocket AM5マザーボードの販売が11日(火)11時よりスタートした。店頭に並んでいるのはASRockが3モデル、GIGABYTEが1モデルの計4製品。明日にかけて、ASUSやMSIなどからも順次発売される予定。
電源回路にSPSによる16+2+1フェーズのデジタル電源回路を採用する「B650E Steel Legend WiFi」。Realtek 2.5ギガビットLANと、AMD RZ608 Wi-Fi 6Eを備える |
9月30日(金)19時に販売解禁されたAMD「Ryzen 7000」シリーズ。同時発売され、初日こそ滑り出しが良かった「AMD X670E/X670」チップセット搭載マザーボードだが、近頃では動きは鈍い。一方で価格が安いAMD B650Eチップセット搭載マザーボードは、発売前よりRyzen 7000シリーズの本命マザーに推す声が多く、販売ショップでも「売れ行きはほぼRyzen 9 7950Xという状況でしたが、AMD B650Eの登場でRyzen 9 7900XやRyzen 7 7700Xが売れるでしょう」と、ミドルレンジ帯CPUの今後に期待されている。
税込38,980円のスタンダード向けATXマザーボード「B650 Pro RS」 |
ライトゲーマー向け「PG Lightning」シリーズの「B650 PG Lightning」 |
本日11時から店頭に並んだのは、ASRockから「B650E Steel Legend WiFi」「B650 Pro RS」「B650 PG Lightning」、GIGABYTEから「B650 AORUS ELITE AX」の4モデル。連休明けというタイミングもあり、販売解禁日のラインナップとしては少々寂しい印象だが、ASUSやMSI、ASRockおよびGIGABYTEの別モデルも順次発売される予定。一通り出揃ったところで購入を検討してもいいだろう。
入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
ゲーマー向け「AORUS」シリーズでTwin 14+2+1デジタル電源フェーズ設計の「B650 AORUS ELITE AX」 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本AMD: https://www.amd.com/ja
ASRock: https://www.asrock.com/index.jp.asp
GIGABYTE: https://www.gigabyte.com/jp