2022.11.28 11:06 更新
2022.11.28 取材
THX共同開発のヘッドホンアンプ回路をデュアル搭載した、FiiOの最新ポータブルDACアンプ「Q7」が発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて税込134,750円で販売されている。
“FiiO渾身の物量投入型トランスポータブルDAC/ヘッドホンアンプ”を謳う、ヘビー級の新モデル。THXと共同開発したヘッドホンアンプ回路「THX AAA-788+」を左右チャンネルあたり1基ずつ、合計2基を搭載している。一般的なオペアンプによるアンプ回路に比べ225%高い、チャンネルあたり3,000mWもの高出力を実現。レコーディングスタジオ級のサウンドを再生可能なほか、あらゆる種類のイヤホンを容易にドライブできる。
また、DACチップはESSのフラッグシップ「ES9038 Pro」、USBコントローラチップはXMOS製「XU316」を搭載。Type-C入力において、最大384kHz/32bitのPCMおよびDSD256(11.2MHz)の再生、MQAフルデコードに対応し、マスター音質のオーディオ鑑賞が楽しめる。
さらにバッテリー給電に加え、DC給電が利用できるデュアルパワーサプライモードに対応。DC給電時はより大電流を供給することで、低能率ヘッドホンの駆動や最大5段階のゲイン設定が可能になる。
ヘッドホン出力端子は、2.5mm/4.4mmのバランスと3.5mm/6.3mmのシングルエンドを搭載。4.4mmと3.5mmはライン出力にも対応する。入力端子はUSB Type-C/角型光/RCA同軸を搭載、専用アプリを使用してワイヤレスで設定を行うこともできる。
そのほか、Qualcomm製SoC「QCC5124」を搭載し、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveといったハイレゾ級のBluetoothコーデックに対応。急速充電可能な9,200mAhバッテリを内蔵し、最大で11時間の連続再生が可能という。また、フロントには本体情報を表示する1.3型IPSディスプレイを備える。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607