2023.02.07 12:01 更新
2023.02.07 取材
DACやネットワークプレイヤー機能を集約したデスクトップオーディオデバイス「R7」がFiiOから発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて税込112,200円で販売されている。
DAC、ヘッドホンアンプ、プリアンプ、トランスミッター、メディア再生の機能を一つのデバイスに集約した、いわく“デスクトップオーディオストリーマー”。豊富な入出力を備え、イヤホンやヘッドホン、アクティブスピーカー、Bluetoothヘッドホンなど、様々な機器と簡単に接続できる。
さらにSnapdragon 660を搭載したAndroid 10デバイスでもあり、スマートフォン感覚で音楽ストリーミングサービスのコンテンツを再生可能。「デジタルオーディオプレーヤー(DAP)を据え置き化して電源を強化したデバイスをイメージすると分かりやすいかもしれない」とはショップ店員談。プレイヤー機能を利用せず、シンプルにUSB DACやヘッドホンアンプとしても使うこともできる。
オーディオ回路としては、ES9068AS DACチップや2基のTHX-AAA 788+アンプ回路を搭載。高音質サウンドを生み出し、信号増幅時の歪みを効果的に補正する技術が盛り込まれている。また、DC/ACデュアル電源供給設計によりDC電源入力を用いた12Vの高電圧入力を行うことも可能。5段階のゲインレベル調整や最大3.2Wの高出力設計も特徴とする。
そのほか入出力インターフェイスは、「デスクトップオーディオ製品に求められる様々な入出力系統を可能な限り用意」(メーカー)。フロントに5インチ液晶ディスプレイ、ストレージ64GBを内蔵し、最大2TBに対応するSDカードスロット(microSDアダプタ付き)などを搭載している。
また、音楽ストリーミングサービスやサードパーティ製アプリを利用できる「Androidモード」やローカルファイルの高品質再生に特化した「Pure Musicモード」など、用途に適した複数の操作モードを備えている。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607