DLCコーティング振動板採用の10mm径ドライバーを搭載

独自の高音質設計とスマートタッチディスプレイ搭載充電ケースを特徴とする、JBLブランドのワイヤレスイヤホン「JBL Tour Pro 2」が発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて店頭価格税込29,700円で販売されている。

「CLUB PRO+ TWS」から約3年ぶりにフルモデルチェンジを果たした、JBLワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル。JBLサウンドの音響技術や究極の装着感を追求したという新設計のハウジング、革新的機能の充電ケースなどを特徴とする。

特にユニークなのが、専門店スタッフも「こんなに多機能なものは見たことがない」と驚く、世界初のスマートタッチディスプレイを搭載した充電ケースだ。再生/一時停止や曲送り/曲戻しといったオーディオ操作から、イコライザ設定をはじめとする「JBL Headphones」アプリの機能、イヤホンを探す機能、さらにスマートフォンの着信応答・拒否や簡易の通知機能といった、スマートウォッチのような機能も備えている。

ちなみにアプリ同様の機能を充電ケースから設定できることから、これまでスマートフォンでしか利用できなかった機能がPCやゲーム機などでも利用可能になった。

「DLC（Diamond-Like Carbon）」コーティング振動板採用の10mm径ダイナミックドライバーを搭載するほか、独自開発の「空間サウンド」機能に対応。リアルタイム補正機能付きのハイブリッド式ノイズキャンセリング、高性能マイクとウィンドノイズ対策によるクリアな音声通話機能も備える。

ハウジングは独自のショートスティック型を進化させ、前モデル比約30％のサイズダウンを実現。デュアル・オーバルシェイプデザインを採用し、外耳道内に心地よくフィットするという。

そのほか、接続インターフェイスはBluetooth 5.3（LE Audioに対応予定）で、コーデックはSBCとAACをサポート（LC3対応予定）。イヤホンはIPX5の防水に対応、重量は各ユニット約6.1g。バッテリライフは最大約10時間、充電ケースで約30時間分を充電可能とされる。

文： 編集部 絵踏 一