ニッチなハードに対応する、レトロゲームリーダー用の変換

レトロゲームのセーブデータを吸い出したり書き込んだりできるマルチダンパー「Open Source Cartridge Reader V3-ALTER Build service」（Cartridge Reader）向けの変換アダプタが家電のケンちゃんに入荷している。技術系サークル「Save the Hero Builders」が手がけた製品で、販売価格は税込3,600円～4,200円。

「セーブデータを永久に保存、オリジナルROMを合法的にプレイする」というコンセプトで作られたマルチダンパーの「Cartridge Reader」に、対応ハードを拡張するための変換アダプタが複数新登場。今回はAtari 2600、アルカディア、インテレビジョン、コレコビジョン、スーパーカセットビジョン、バーチャルボーイ、ゲームギアに対応するアダプタが入荷した。ややニッチなレトロハード向けを中心としたラインナップだ。

ゲームギア変換のみメガドライブ用スロット、それ以外はスーパーファミコン用スロットを使用する仕様。また、バーチャルボーイ変換のみはんだ付け作業が必要な工作キットになっている。

いずれも「Cartridge Reader」専用の変換アダプタのため、ゲーム機の実機に差し込んでも動作せず故障の原因になる点には注意。また、利用には本体のアップデートが必要となる。

文： 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん： https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926