2023.06.01 17:04 更新
2023.05.30 取材
Cooler Master Technology(本社:台湾)のCube型筐体「QUBE 500 flatpack」は、2020年1月に詳細検証をお届けした「MasterBox Q500L」の面影を残すATXケース。容量33.44リットルのサイズながら、スペック表には”up to 280mm E-ATX”の記載も確認できる。
カラフルでPOPな外装パネルはご覧の通り、パンチングメタルのスチール製。カラーはブラック、ホワイト、イエロー(Bumblebee edition)、そしてマカロンエディション(Macaron edition)の4種類がラインナップし、マカロンエディションのみミント、ピンク、クリームの各パネルが2枚(フロントとトップ)が付属する着せ替え仕様だ。
また製品パッケージも個性的で、担当者曰くSDGsを意識した組立式(モジュラー式)を採用。出荷時はパネル類はフラットなBOXに収納され、自ら組み立てる事になる。決してハードルは高くないようで、組み込み時に限らず拡張やメンテナンス時にも利便性を発揮してくれそうだ。
ちなみにこのスタイルにする事で、物流コスト(保管・発送)が削減できるという。世界的に意識が高まる中、PCパーツ業界にも今後この流れは色々なカタチで普及していく可能性がある。
外形寸法は幅213mm、奥行き406mm、高さ415mm(突起物含む)。各有効スペースは、CPUクーラーが高さ164~172mm、グラフィックスカードが長さ365mm、電源ユニットが奥行き173mm。
文: 編集部 松枝 清顕/取材:池西 樹
Cooler Master Technology: https://www.coolermaster.com/