2023.07.28 12:01 更新
2023.07.28 取材
ATX 3.0規格に準拠した80PLUS TITANIUM認証取得の1600W電源ユニット「XPG FUSION 1600 TITANIUM POWER SUPPLY」が、ADATAのXPGブランドから発売。ツクモパソコン本店にて税込99,980円で販売が始まっている。
80PLUS TITANIUMおよびCybenetics TITANIUM認証を取得した、ATX 3.0準拠の大容量電源ユニット。組み込み用電源ユニットなどで知られるデルタ電子傘下のデルタ・エレクトロニクス社と共同開発した製品で、その内部設計には特許取得済みのプレーナトランスやGaN FET(窒化ガリウム/電界効果トランジスタ)ソリューション、日本メーカー製105℃コンデンサなどが採用されている。
また、PCI Express 5.0対応の12VHPWRコネクタも標準で2系統を搭載しており、COMPUTEX TAIPEI 2023ではGeForce RTX 4090を4台接続するデモも行われていたのも記憶に新しい。なお定格容量は1600Wなところ、一般的な日本家庭では1500Wまでの動作になる。
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そのほか、冷却機構にはダブルボールベアリング採用の高耐久135mmファン(2,700rpm±10%)を搭載。独自ソフトウェア「XPG PRIME」によるリアルタイムモニタリング・機能カスタマイズにも対応する。メーカー保証は12年間。
なおショップ店員によると「1000Wを超える超大容量電源は、入荷数は少ないもののコンスタントに売れる傾向がある。興味がある人は在庫状況に気をつけてほしい」とのこと。販売しているツクモパソコン本店の2階フロアでは、内部構造が確認できる状態でのサンプル展示も行われている。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:ウエムラ
ツクモパソコン本店(取材協力): https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/