2023.08.27 01:17 更新
2023.08.26 取材
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2023年8月26日(土)、秋葉原・LIFORK AKIHABARAⅡ 1F(東京都千代田区外神田3-13-2 秋葉原TOMビル)にて「CORSAIR エコシステム『iCUE LINK』発売記念イベント」を開催した。6月に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2023で初公開された注目の新製品「iCUE LINKデバイス」の国内初披露だけに、多数の来場者で賑わった。
iCUE LINKは「自作PCを簡単に、さらにクリーンに作りたい」がコンセプトの新しいデバイス連結システム。煩雑になりがちなケーブル配線作業を簡略化する事を目的とし「iCUE LINKシステムハブ」を中心にとしてオールインワン型水冷ユニットやARGBファン、各種ケーブルの専用デバイスを最大14台までデイジーチェーン接続できる。ちなみに対応デバイスについては、第1弾の22製品が9月1日よりが一斉に販売される予定。
イベントでは、Moma Garage代表で著名MODDERでもある門馬ファビオ氏による組み立て実演をはじめ、インフルエンサーの美咲みさ氏と来場者が参加し、iCUE LINKデバイスの自作体験も行われた。
インフルエンサーの美咲みさ氏。自作経験もあるため、初心者に分かりやすい目線で注意点を門馬ファビオ氏とともに解説してくれた |
使用したのは、ミドルタワーPCケース「iCUE 4000D RGB AIRFLOW」、オールインワン型水冷ユニット「iCUE LINK H150i RGB」、120mmファン「iCUE LINK QX120 RGB Expansion Kit」、専用の増設ケーブル「iCUE LINK Cable Kit」など。
「iCUE LINK」の良さについて門馬ファビオ氏は「水冷ユニットや冷却ファンを組み込み、後からケーブル配線ができる点」を挙げ、これまでにない試みを評価。解説と並行して行われた組み込み作業は約45分ほどで完了し、作業時間の短縮もアピールされた。コネクタ向きを気にせず挿せる専用ケーブルも便利で「見えないところでも簡単に接続できる」ことで、自作経験の浅いユーザーから熱心な自作派までそのメリットを感じる事ができるだろう。
作業時間の短縮は大きなメリット。52mm四方の「iCUE LINKシステムハブ」は小型で扱い易く、マグネット固定式により任意の場所に設置が可能。従来のケーブルマネジメントの概念を大きく変える可能性を秘めている |
完成したPCを使ったデモンストレーションでは、アップグレードされた「iCUEソフトウェア」を使い、表裏で異なるカラーが設定できる冷却ファン「iCUE LINK QX120 RGB」や、ブレードが止まったように見える「ハードウェアストローブモード」等を紹介。これらの設定変更が素早くデバイスに反映されるレスポンスの良さが印象的だった。
「対応デバイスとソフトは本当に使い易いので是非体験してほしい」と門馬氏も絶賛の「iCUE LINK」。今後登場が予定されている「iCUE LINK対応DIY水冷パーツ」には早くも注目しているそうだ。
文: 編集部 Tawashi
CORSAIR: https://www.corsair.com/
株式会社アスク: https://www.ask-corp.jp/
株式会社リンクスインターナショナル: https://www.links.co.jp/