2023.09.15 12:51 更新
2023.09.15 取材
レトロゲームのセーブデータを吸い出したり書き込んだりできるマルチダンパー「Open Source Cartridge Reader V3-ALTER Build service」の新モデルが家電のケンちゃんに入荷した。Save the Hero Buildersにより製品で、基板色の異なるブラック/ブルー/グリーン/パープル/レッド/イエロー/ホワイトの7色をラインナップ、販売価格は税込24,400円または税込24,700円(ホワイト)。
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「セーブデータを永久に保存、オリジナルROMを合法的にプレイする」というコンセプトで作られたマルチダンパー。ゲームカセットからセーブデータを取り出してエミュレータでプレイしたり、逆にエミュレータで作成されたセーブデータを実機のカセットに書き込むことができる。
今回入荷したのは従来モデルに改良を施した最新版で、接続インターフェイスがmicroUSBからUSB Type-Cに変更されている。また、小型有機ELディスプレイの下部に搭載されているボタンが変更、ショップによると「タクトスイッチが押し心地のいいタイプに変更されている」とのこと。
さらに対応するレトロハードが相当な数に及ぶことから、最新ファームでは年代ごとに対象ハードを選択できるよう改善されていたりする。
また、同じくSave the Hero Buildersが手がけるファミコンディスクシステムのドライブエミュレータ「FDSKEY」が再入荷。初回入荷時はあっという間に完売してしまった製品で、税込6,900円で販売されている。
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ちなみに前回入荷したのは“プロトタイプ版”だったところ、今回は製品版が入荷。ショップによると「前回はんだメッキだったコネクタが金メッキ仕様に変わっている」とのこと。