2023.11.29 10:37 更新
2023.11.29 取材
Ryzen Threadripper 7000/PRO 7000 WXに対応する、GIGABYTEのAMD TRX50チップ搭載マザーボード「TRX50 AERO D」が先週末に発売。初のSocket sTR5対応マザーボードとあって注目を集め、あっという間に完売してしまった。
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11月22日(水)にCPUが先行して発売された、AMD最新ウルトラハイエンドCPUのRyzen Threadripper 7000/PRO 7000 WXシリーズ。それに対応する最新プラットフォームのSocket sTR5マザーボード第一弾として発売されたのがGIGABYTE「TRX50 AERO D」だが、入荷数はごく少量とあって各店であっという間に完売してしまった。
現時点で秋葉原のパーツショップでは、CPUの在庫はあるもののマザーボードがない状況。「TRX50 AERO D」については次回入荷の時期も未定、ショップによれば「現状では12月中旬予定のASRock『TRX50 WS』が発売されるまで、対応マザーボードが入荷しない見込み」という。
ちなみに「TRX50 AERO D」は、電源回路が16(Vcore/108A SPS)+8(SOC/SPS+DrMOS)+4(MISC/108A SPS)フェーズ構成で、表面積が従来比4倍という大型ヒートシンクを搭載する。メモリスロットはDDR5-RDIMM/RDIMM-3DS×4、ストレージはPCI Express 5.0(x4)対応のM.2×3など、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×2などを実装。ネットワークは2.5ギガビットLANとQualcommチップによるWi-Fi 7+Bluetooth 5.3に対応する。
なお、入荷を確認したショップはツクモパソコン本店、パソコンSHOPアーク、オリオスペックの各店(いずれも完売)。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:Tawashi
ツクモパソコン本店(取材協力): https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/