ヒマラヤDACを省略して2万円切りになったエントリーモデル

トポロジーダイヤフラムを採用するワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「Svanar Wireless Jr」がHIFIMANから発売された。e☆イヤホン秋葉原店本館における店頭価格は税込19,400円。

音質特化の高級ワイヤレスイヤホン「Svanar Wireless」シリーズのエントリーモデルにあたる新製品。7万円前後の「Svanar wireless」と4万円前後のミドルレンジモデル「Svanar Wireless LE」に続くバリエーションで、シリーズの代名詞だった独自開発の「ヒマラヤDAC」をオミット。2万円前後のより手頃な価格で市場に投入された。

ダイヤフラムの表面に特殊なメッキ処理を施した振動板「トポロジーダイヤフラム」は引き続き採用。「ヒマラヤDAC」ではないものの、独立AB級バランスアンプモジュールを内蔵し、高音質再生のHIFIモードにも対応している。

そのほか、最大-35dBまでノイズをカットするANCノイズキャンセリング、IPX5の防滴に対応。接続インターフェイスはBluetooth 5.2で、コーデックはハイレゾ音質のLDACのほかAAC/SBCをサポートする。

周波数特性は10Hz～35kHzで、バッテリライフはHIFIモード時約6時間、ANCノイズリダクションモード時約7時間とされる。充電ケースを使用して3回分の充電が可能。

文： 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館： https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607