2024.03.31 00:00 更新
2024.03.31 取材
アキバの街で“丼もの”を淡々と食べては(なぜか)日曜の深夜にひっそり掲載していく、謎の定番コーナー「深夜丼」。今回は、コスパの良さでサラリーマンに人気の中華料理店「福明順」に行ってきます。
末広町の交差点を通り過ぎて、歩くことしばし。同じ通りに「王道家」があるエリアなので、秋葉原というより御徒町の方が距離的には近いですね。コスパの良さから昼も夜もサラリーマンで賑わうお店ですが、ちょうど来店時は木曜の微妙な時間帯とあって、客入りはまばらです。
女将さんがお冷を置いてくれた席に着席し、メニューを物色。今回はオーソドックスに「中華丼」(880円)を注文することにしましょうか。
着丼までは15分に届かないくらい。いかにもザ・中華丼といった感じの一皿が運ばれてきました。早速ガツガツと口に放り込んでいくわけですが、ここの中華丼は餡の粘度がやや高め。そして濃いめで旨味があり、シャキシャキの野菜とご飯を絡めて食べると、これがなんともウマいのです。
実にオーソドックスながら、具だくさんで色んな味がハイレベルに楽しめる、中華丼の良さを体現したような一皿ですね。数は少ないながらプリプリのエビも美味。全体的にそれなりにボリュームがあるのに、もっと食べたいと思わせる魅力があります。うーん、せめて追加でビールと餃子がほしい!
文: 編集部 絵踏 一
福明順: https://fukumeijun-okachimachi.com/