2024.06.03 10:57 更新
2024.06.03 取材
容量44.8リットルのコンパクト設計を採用する、Lian LiのミドルタワーPCケース「SUP-01」のサンプルがオリオスペックに入荷。価格は未定ながら、6月に販売が開始される予定だ。
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ちょうど1年前のCOMPUTEX TAIPEI 2023で話題になった、Lian Liの新機軸ミドルタワーケースがようやく発売。フロント側にグラフィックスカードを搭載する異色の設計になっており、ライザーケーブルを取り回して最大4スロットの大型カードを組み込むことができる。
メッシュ仕様のフロントからフレッシュエアを取り込み、グラフィックスカードを効率よく冷却可能。さらにグラフィックスカード設置部とマザーボードが収まるメインチャンバー、水冷ラジエーターやファンを搭載する右サイドチャンバーを合わせて“3 airflow chamber”構造を構成している。
「他にない珍しい構造のため注目を集めそう。発売が楽しみな1台」とショップ店員からも期待する声が聞かれた。
冷却機構向けの右サイドチャンバーには、最大360mmサイズの水冷ラジエーターと最大3基の120/140mmファンを搭載可能。スリムデザインを追求するため7基の拡張スロットはロープロファイル対応になっており、フルハイトの拡張カードは最大4基分(ライザーカードが必要)が使用できる。
外形寸法は幅212mm、奥行き403.45mm、高さ534mm。なお、フロント下部のロゴがリセットボタンとして機能するという、細部までユニークな仕様になっている。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:Tawashi
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/