2024.09.09 10:55 更新
2024.09.09 取材
ACASチップモジュールをICカードに変換できる「Acasicカード Ver1.1」が入荷。取り扱っているのはKVC lab.とShigezoneで、税込3,200円で販売された。ただし人気につき早々に完売、現在は次回入荷待ちとなっている。
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ACAS方式の4K/8Kおよび地デジ/BSCS放送対応機器に内蔵されているACASチップモジュールをICカードに変換、PCカードリーダーで使用可能にする変換基板。通常ACAS方式の場合はチップを内蔵するチューナーでしか録画・録画ができないところ、PCを使用した録画・再生が可能になるというもの。
今回入荷したのは「Ver1.1」のマイナーチェンジ版。奥行き短縮のためにmicroUSBコネクタがややカードに食い込む形で搭載されており、それ以外の機能的な違いはない。ただし若干製造コストが上がってしまったとのことで、価格は200円の値上げになっている。
従来モデル(左)からmicroUSBコネクタ位置が変更。奥行きが短縮されている |
なお、基板に搭載されているmicroUSBコネクタはS社製モジュール向けで、8pinのピンヘッダがP社製モジュール向け、さらに要に応じて使用できる汎用8pinピンヘッダも備えている。
ショップいわく「各種検証、開発用機材につき、自己責任でご利用ください」という玄人向けアイテム。それでも初回入荷分や追加の入荷分はいずれもあっという間に完売、今回の「Ver1.1」も早々に売り切れになっている。
文: 編集部 絵踏 一
KVC lab.: https://www.gdm.or.jp/crew/2022/0901/453888
Shigezone: https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326