2024.09.24 11:12 更新
2024.09.24 取材
レトロゲーム機の液晶パネルを換装して高画質化できる改造基板「RGBDRV rev.2.2」が家電のケンちゃんに入荷。NX Labsによる同人ハードウェアで、税込13,980円で販売されている。
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「RGBDRV」は、(携帯ゲーム機など)レトロゲーム機の液晶パネルを換装し、高画質化するための汎用制御基板。別売りのIPS液晶モジュールおよびTFT液晶モジュールと組み合わせることで、ベース機から視認性や応答速度が劇的に向上する。
2020年2月に発売された人気製品だが、「世界的な半導体不足の影響を受けて部材の調達が困難になり、3年ちょっとは入荷していなかった」(ショップ)という久しぶりの再入荷。また、一部部品の変更やボタンのリピート開始が少し早くなるなどのマイナーチェンジを施した、新リビジョンとして入荷している。
「RGBDRV」発売時に改造済み「Nomad」に組み込まれていたデモ環境 |
水平周波数15KHz出力のレトロゲーム機向けのハードウェアで、IPS液晶モジュールは「FS035LQ093」「FS035LQ093-01」「HP350S001」(消費電力の観点から「FS035LQ093」推奨)、TFT液晶モジュールは「LQ035NC111」などに対応。RGB入力専用のため前進の「LCDDRV」のような色にじみが発生しないほか、OSDによる画面調整やバックライトLEDの輝度調整などの機能を備えている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926