2024.10.04 12:10 更新
2024.10.04 取材
ネオジオ ミニをディスプレイ用途向けにオートデモさせることができる「デモジオリモート」の製品版が家電のケンちゃんにサンプル入荷。赤丸製作所による同人ハードウェアで、近日中に販売が開始される。
【関連記事】待っていた人も多い、ネオジオ ミニのオートデモを実現する「デモジオリモート」(試作)が登場(2024.08.05 13:01 更新)
8月に試作機が入荷していた「デモジオリモート」の製品版が登場し、店頭デモが実施中。ネオジオ ミニのコントローラ端子に接続して使用する外付けのユニットで、内蔵タイトルを自動で切り替えてデモプレイを実行してくれる。ショップによれば「いつ発売ですか?といった問い合わせがかなりきている」とのこと。
ネオジオ ミニのオートデモに使用する「デモモード」では、背面のDIPスイッチを使用してゲーム切り替え時間を1分/2分/3分/5分/10分/ランダムから選択可能。さらに製品版では、新要素としてネオジオ ミニ用コントローラおよびXinput/DirectInputのゲームパッドとして動作させることができる「リモートモード」を搭載している。
「リモートモード」では、本製品を介してコントロール用PCに接続、コントロール用PCからのボタン操作情報をゲーム機や別のPC、スマートフォンなどに送ることが可能。Pythonなどのプログラミング言語による制御が可能で、ネオジオ ミニをXbox 360やNintendo Switchのコントローラで操作したり、ミリ秒単位で制御する強力なマクロ機能を実行させたり、AIに画像認識させゲームパッド操作を自動化したりといった使い方ができるという。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926