2025.02.24 18:35 更新
2025.02.21 取材
be quiet!(本社:ドイツ)国内代理店のテックウインド株式会社(本社:東京都文京区)はメディア向け内覧会を実施。好評のピラーレスPCケース「Light Base 600」のE-ATX対応モデル、「Light Base 900」シリーズを公開した。秋葉原の主要PCパーツショップでも展示機を見る事はない、ある意味”貴重な実機”を見てみよう。
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「Light Base」シリーズは、出荷時の「通常スタイル」に加え、マザーボードの上下を逆向きにして煙突効果が期待できる「反転レイアウト」、さらに横置きで設置する「水平レイアウト」の3パターンが選択可能。昨年末に発売されたATX規格の「Light Base 600」は、好調な売れ行きだという。
そして今回の主役である「Light Base 900」は、「Light Base 600」のE-ATX版となる上位モデル。縦置き・横置きが選択できるBOX型デザインや、2面に強化ガラスを採用するなど、基本設計に違いはない。
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バリエーションは、4基のLight Wings 140mm PWMファンを標準で備える「Light Base 900 FX」、非搭載の「Light Base 900 DX」がラインナップ。高さ190mmまでのCPUクーラーや、長さ495mmまでのグラフィックスカードが搭載できるなど、高い拡張性を特徴とする。DIY水冷を構築するベース筐体としても面白そうだ。
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価格は「Light Base 900 FX」(RGBファン4基標準搭載)が税込39,980円、「Light Base 900 DX」が税込32,980円。いずれもブラックとホワイトが用意されている。秋葉原ではパソコンショップアーク、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で取り扱い中。また、その他スペック等については以下のリリース記事に詳しい。
80PLUS PLATINUM認証およびCybenetics PLATINUM認証を取得した電源ユニット「POWER ZONE 2」も近日中に国内市場への投入が決まっている。グローバル市場向けには750W/850W/1,000W展開となるところ、国内市場では850Wと1,000Wの2モデルの販売を予定している。
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主な特徴は、最新規格のATX 3.1およびPCI Express 5.1に対応。グラフィックスカードへの配線を考慮した90°アングルの12V-2×6コネクタが採用されるほか、2~5分ほど動作した後はシステム負荷が高まるまで回転を停止するセミファンレス機能の「Semi-passive zero-RPM cooling」を備える。平均騒音15~20dBを保証する静音認証のCybenetics LAMBDA A+も取得している静音電源という点もセールスポイントだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
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