X3DシリーズのCPUに最適化したAMD B650チップセット搭載マザーボード

ASRockから、AMD B650チップセットを採用するMicroATXマザーボード「B650M Pro X3D WiFi」「B650M Pro X3D」が発売された。価格はそれぞれ税込23,980円と込21,980円。パソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原パーツ館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売している。

2025年1月17日に国内発売を開始した「B850M Pro RS WiFi」の下位モデルで、チップセットをAMD B850からAMD B650に変更。Dr.MOSによる8+2+1フェーズ電源回路や、GeForce RTX 50シリーズ、Radeon RX 9070シリーズの最新GPUの性能を引き出すPCI Express 5.0(x16)スロット、高速なNVMe M.2 SSDに対応するPCI Express 5.0(x4)接続のBlazing M.2を採用する。なお両者の違いは無線LAN機能の有無のみ。

製品名に「X3D」がつく点について、ASRock担当者に確認ところ、AMD B650チップセットながら、PCI Express 5.0(x16)スロットやPCI Express 5.0(x16)対応SSDが利用可能。さらにメモリ周りなど、X3DシリーズのCPUに最適化しているとのこと。「直感的に伝わりやすいよう、製品名にX3Dを付けた」という。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-8000+(OC)×4（最大256GB）、ストレージはBlazing M.2×1、Hyper M.2×2、SATA 3.0×4、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x4)×1、M.2 2230×1。ネットワークは2.5ギガビットLANと、Wi-Fi 6E無線LANを搭載する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ASRock： https://www.asrock.com/index.jp.asp