2018.06.04 11:10 更新
2018.05.31 配信
ROCCATブランド初となる、オリジナルメカニカルスイッチの「Titan Switch Tactile」が新発表。マウス用スイッチなどで知られている中国TTCと共同開発を行った新型スイッチで、高速タイピングとハイクラスの打鍵感を目指したという。
通常2mmのアクチュエーションポイントを1.8mmに短縮、応答性を改善した。また、チャタリングなどに由来するスイッチの物理的な振動を20%削減、それを前提としたファームウェアの最適化を行うことで、入力検出の安定性を高めている。
なお、キーストロークは3.6mmで、「最も一般的な茶軸(恐らくCherry MX茶軸)の感触に近付けた」とのこと。“Tactile”のスイッチ名通り、打鍵感もタクタイル系スイッチの茶軸に近いものに仕上がっているようだ。
そのほか、天板上に露出する上部ハウジングには、強化型のクリアハウジングを採用。内蔵される長寿命なマルチカラーLEDのイルミネーションが、より効果的に透過するデザインになっている。また、各LEDは1,600万色の「AIMOライティングエンジン」に対応する。
この「Titan Switch Tactile」を搭載する製品については、5日に開幕する「COMPUTEX TAIPEI 2018」にて展示される予定。詳細はブースレポートをお待ちいただきたい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ROCCAT STUDIOS: http://www.roccat.org/