2018.07.18 13:30 更新
2018.07.17 配信
NVIDIAより、次世代VRヘッドセットの接続インターフェイスを統一する新しい業界標準規格「VirtualLink」についてアナウンス。NVIDIAのほか、OculusやValve、AMD、Microsoftが参画する業界コンソーシアムが策定した規格で、多種複数のコード・コネクタを使用することなく、単一のインターフェイスでヘッドセットをPC(やその他デバイス)に接続できる。
業界標準の「VirtualLink」では、コネクタにUSB Type-Cを採用。USB以外の信号を流す、Type-Cの「オルタネートモード」が利用される。他の接続方法とは異なりVR専用に開発された規格で、ヘッドセットおよびPCメーカーの要求に応え、遅延と帯域幅が最適化された。
なお、次世代VRヘッドセットは、これまで以上のディスプレイ解像度に加え、トラッキングと拡張現実向けの高帯域幅カメラの搭載が必要となる。「VirtualLink」は将来的なニーズの変化に対応するため、拡張可能な4つの高速HBR3 DisplayPortレーンと、高解像度カメラ・センサー用のUSB3.1データチャネルをサポート。最大27Wの電力を供給する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/