2018.08.10 13:00 更新
2018.08.10 配信
8月13日に販売が解禁される第2世代Ryzen Threadripperに対応する、AMD X399搭載のSocket TR4マザーボード「MEG X399 CREATION」がMSIからリリース。特に最大32コア64スレッドのRyzen Threadripper WXシリーズに最適化された製品で、信頼性を高める独自機能・装備が複数採用されている。対応フォームファクタはE-ATX。
最大TDP250WのRyzen Threadripper WXで安定したブースト動作を実現するため、19フェーズのデジタル電源回路「Core Boost」を搭載。8pin×2による十分な電源供給に加え、冷却効率に優れたヒートパイプ付きのヒートシンクにより、CPU性能を最大限に引き出すことを狙った。
強力なネットワーク機能も特徴で、Intel I211チップのギガビットLANをデュアル搭載するほか、802.11ac無線LANとBluetooth 5.0に対応したワイヤレスモジュールIntel Dual Band Wireless-AC 9260を搭載する。
メモリスロットは、クアッドチャンネルに対応したDDR4-3600MHz動作かつ独立回路「DDR4 Boost」仕様の8スロットを備え、最大128GBを実装可能。ストレージはPCI-Express3.0(x4)接続のM.2スロット「Turbo M.2」を3スロット実装、第2世代のM.2ヒートシンク「M.2 Shield FROZR」を標準装備する。また、最大4基のM.2 SSDを搭載できる拡張カード「M.2 Xpander-AERO」も同梱、NVMe SSDによる複数のRAID 0アレイを構築可能だ。
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×4、PCI-Express2.0(x1)×1を実装。PCI-Express3.0(x16)スロットは、いずれも装甲スロットの「Steel Armor」を装備している。
そのほか、インターフェイスはUSB3.1 Gen1 Type-A×9、USB3.1 Gen1 Type-C×1、ギガビットLAN×2、オーディオ端子×5、光オーディオ端子×1を実装。Clear CMOSボタンとCPU・メモリレスのBIOSアップ・復旧機能「BIOS FLASHBACK+」ボタンも備える。また、オーディオ回路は高音質コンポーネントを採用した「Audio Boost 4」を搭載する。
LAN:ギガビットLAN×2(Intel I211)
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): http://www.msi.com/