2018.09.04 17:00 更新
2018.09.03 配信
スマートスピーカーの「Google Home」やAndroidスマートフォンが搭載している、GoogleのAIアシスタント「Google アシスタント」に新機能が追加された。
新たに追加されたのは、同時に複数言語を操る「マルチリンガル機能」。世界的にバイリンガルの家庭が増えているなどの事情に対応するもので、従来のように都度設定を変更することなく、複数の言語に応答できるようになる。例えば英語で「What’s the weather like today?」と話しかければ英語で、日本語で「今日の予定は?」と尋ねれば日本語で回答するといった具合だ。
マルチリンガル機能は「Google アシスタント」の設定画面にある「カスタマイズ設定」から、アシスタントの言語を選択して設定する。現在のところ、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語の6言語がマルチリンガル機能の組み合わせに対応。今後数ヶ月をかけ、対応言語を拡大していくという。
また、同時に新しく「ルーティン機能」が追加。事前の設定に基づき、「Google アシスタント」が同時に複数のアクションをこなせるようになった。
例えば「OK Google, 夕飯できたよ」と声をかけると、テレビを消してお気に入りの音楽を再生、さらに「夕飯の時間だよ」と家族に呼びかけるなど、一連の動作をまとめて実行する。ルーティンは100万以上のアクションから組み合わせが可能で、カスタムのルーティン作成、好きなフレーズでルーティンを呼び出すなどの設定にも対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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