2018.10.17 11:29 更新
2018.10.16 配信
「HUAWEI Mate 20 Pro」は、「HUAWEI Mate 20」シリーズにおける全部入り仕様のフラッグシップスマートフォン。フラッシュを合わせ正方形のグリッド形状に集合した、ライカ製レンズのトリプルカメラを背面に搭載、同様に3眼仕様だった「HUAWEI P20 Pro」からカメラ性能がさらに向上した。
メインカメラは4,000万画素+2,000万画素+800万画素構成で、250mmの接写やISO 102,400の高感度撮影に対応。フロントには3D顔認証に対応した2,400万画素のインカメラを備える。
また、4,200mAhのバッテリーを30分で70%充電可能という最大40Wの急速充電「HUAWEI SuperCharge」に対応。ワイヤレス充電にも対応するほか、他のQi対応スマートフォンへワイヤレス給電を行う「Wireless Reverse Charging」も搭載している。
ディスプレイは解像度3,120×1,440ドット(538ppi)の6.39インチ有機ELで、画面内指紋認証に対応。プロセッサは最速を謳う「Kirin 980」を搭載、メモリとストレージは6GB+128GBモデルと8GB+256GBモデルをラインナップする。
さらに発表会ではnanoSIM同サイズの独自外部メモリ「NM card」が新たに発表、最大256GBを増設できる。なお、OSはAndroid 9.0ベースの独自UI「EMUI 9.0」を採用する。
ボディはIP68準拠の防水・防塵仕様で、外形寸法W72.3×D157.8×H8.6mm、重量189g。カラーは、Black/Twilight/Midnight Blue/Emerald Greenの4色をラインナップする。
HUAWEI Mate 20 |
「HUAWEI Mate 20」は、カメラやディスプレイ仕様、搭載機能が異なるスタンダードモデルという位置付け。顔認証や画面内指紋認証には対応しないため、“水滴型”の極小ノッチを備えたベゼルレスディスプレイを採用している。
ディスプレイは解像度2,244×1,080ドット(381ppi)の6.53インチ液晶(非有機EL)で、プロセッサはKirin 980、メモリとストレージは4GB+128GBまたは6GB+128GBという構成。外部ストレージは最大256GBのNM cardに対応、OSは同様にAndroid 9.0ベースの「EMUI 9.0」を搭載する。
ライカ製レンズのトリプルカメラは1,200万画素+1,600万画素+800万画素構成、フロントには2,400万画素のインカメラを装備。生体認証はスタンダードな背面指紋認証で、防水には対応しない。また、4,000mAhバッテリーを30分で58%充電可能と謳う、最大22.5Wの急速充電に対応する。
外形寸法はW77.2×D158.2×H8.3mm、重量188g。カラーは、同様にBlack/Twilight/Midnight Blue/Emerald Greenの4色をラインナップする。
HUAWEI Mate 20 X |
「HUAWEI Mate 20 X」は、ほぼタブレット級となる7.2インチの有機ELディスプレイを備えた超大画面かつハイエンドスペックのスマートフォンだ。
専用ゲームグリップが用意されるほか、最大40dBのスピーカーや冷却にベイパーチャンバーを採用するなど、特にゲームプレイを意識した設計になっている。バッテリー容量は実に5,000mAhで、最大6時間以上のMOBAゲームがプレイ可能という。
ディスプレイ解像度は2,244×1,080ドットで、「HUAWEI M-Pen」による手書き入力にも対応。プロセッサはKirin 980、メモリとストレージは6GB+128GB、最大256GBのNM cardを増設可能な点は同様。OSはAndroid 9.0ベースの「EMUI 9.0」を搭載する。
カメラは「Mate 20 Pro」匹敵の性能を備え、4,000万画素+2,000万画素+800万画素のメインカメラ、2,400万画素のインカメラを装備。生体認証は指紋認証に対応する。
外形寸法はW85.4×D174.6×H8.15mm、重量232g。カラーはMidnight BlueとPhantom Silverの2色をラインナップする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Huawei Technologies Co. Ltd.: http://www.huawei.com/