2018.11.08 13:38 更新
2018.11.07 配信
アメリカ・サンフランシスコにて開催された「Samsung Developer Conference 2018(SDC18)」にて、Samsungよりフレキシブルディスプレイを搭載したスマートフォンのプロトタイプが披露された。
モバイル製品のマーケティング担当幹部Justin Denison氏がポケットから取り出した端末は、折り曲げ可能な有機ELディスプレイ「Infinity Flex Display」を搭載。折り曲げ状態では通常のスマートフォン、手帳を開くように展開すると、内側に搭載されたディスプレイが7.3インチのタブレットになるという仕掛けになっている。
「Infinity Flex Display」は、偏光板の薄型化や数十万回の折り曲げに耐える独自の接合技術など、Samsung最新のディスプレイ技術が使われている。折り曲げ方法を含め、世界初の実用端末としてリリースされた「FlexPai」とは異なるアプローチを採用した。
また、この“折りたたみ式フォームファクタ”は、Android OSで正式サポートされるこtがGoogleのUX開発チームより発表。Samsungの新しい直感的インターフェイス「One UI」が採用され、タブレットモードでは最大3つのアプリを分割表示することができる。
なお、「Infinity Flex Display」はすでに技術的に実用段階にあり、数ヶ月以内に量産が開始される見込みという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/