2019.02.05 10:37 更新
2019.02.04 配信
UL Benchmarksより、定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」への新たな性能テスト「NVIDIA DLSS feature test」の追加がアナウンス。リアルタイムレイトレーシング対応ベンチマーク「Port Royal」の新しいテストとして提供される。
「DLSS(Deep Learning Super Sampling)」は、ディープラーニングとAIを駆使し、ビジュアル描画品質を維持しつつゲームパフォーマンスを向上させるアンチエイリアシング技術。従来の技術であるTAA(Temporal Anti-Aliasing)と同等以上の品質で性能が大きく向上する、NVIDIA RTX世代の注目機能だ。
新しい「NVIDIA DLSS feature test」では、まず最初の行程にてDLSSを無効化、「Port Royal」をレンダリングしてベースラインパフォーマンスを測定。続く2回目の行程でDLSSを有効化してパフォーマンスを比較する。
新テストは3DMark AdvancedおよびProfessional Editionで利用可能で、GeForce RTXシリーズ、Quadro RTXシリーズ、TITAN RTXなど、DLSSをサポートするグラフィックスカードに対応する。
UL Benchmarksでは、「3DMark」リリース6周年および中国の春節を記念して、3DMark Advanced Editionを85%オフ(4.49ドル)で販売するセールを実施中。なお、「NVIDIA DLSS feature test」を利用するためには、さらに「Port Royal」のアップグレードDLC(2.99ドル)を適用する必要がある。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
UL Benchmarks: https://benchmarks.ul.com/