2019.03.22 12:17 更新
2019.03.20 配信
ゲーム開発者向けカンファレンス「Game Developers Conference 2019(GDC 2019)」にて、OculusよりPC向けVRヘッドセットの新モデル「Oculus Rift S」がリリース。スタンドアロン型の「Oculus Quest」と同価格にて、同じタイミングで販売されることが決まった。
基本性能の向上に加え、トラッキング方法が刷新。従来は2台の外部センサーを利用していたところ、最新モデルではヘッドセットに内蔵されたカメラを使ってトラッキングする「インサイドアウト方式」が採用された。トラッキングシステムの改善により、従来に比べて起動にかかる時間も短縮される。
新型のフレネルレンズを備え、「スクリーンドア効果」を軽減するディスプレイを搭載。解像度は1280×1440ドット(80Hz/片目)、約600ppi、視野角も拡大した。さらにメガネを付けたままでも余裕をもって装着できるようフィッティングが改善、固定方法もダイヤルを調整する方式に変更されている。
なお「Oculus Rift S」は「Oculus Rift」との互換性があり、同一プラットフォームでのソフトウェアアップデートが利用できる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Oculus: https://www.oculus.com/