2019.04.10 17:00 更新
2019.04.10 配信
サイズオリジナル設計のサイドフロー型CPUクーラーの新製品。2015年10月に検証をお届けした「風魔」(型番:SCFM-1000)の2代目にあたる。対応ソケットはIntel LGA775/115x/1366/2011(V3)/2066、AMD Socket AM2(+)/AM3(+)/FM1/F2(+)/AM4。
冷却機器としてのスタイルは、アルミニウム製ヒートシンク(放熱フィン厚0.4mm)を2ブロックで構成した”ツインタワー型”を継承。ヒートシンクはオフセットデザインで、メモリスロットへの干渉を回避させた。
また受熱ベースは銅製で、厚みのある高密度ベース構造を採用。酸化を防止するニッケルメッキ処理が施されたφ6mmヒートパイプは6本。搭載ファンは「KAZE FLEX 120mm PWMファン」で、フロントファンが薄型15mm厚(300±200rpm~1,200rpm(±10%)、騒音値2.7~23.9dBA、風量8.28~33.86CFM、静圧2.26~8.83Pa/0.23~0.9mmH2O)、中央が25mm厚(300±200rpm~1,200rpm(±10%)、騒音値4.0~24.9dBA、風量16.6~51.17CFM、静圧0.75~10.3Pa/0.0762~1.05mmH2O)をそれぞれ搭載。3基目の冷却ファンが搭載できる、ワイヤークリップも付く。
その他、リテンションはメタルバーを使用する「ブリッジリテンション」で、ネジ留め用ドライバーと高性能ハイエンドグリス「Thermal Elixer2」シリンジ(注射器タイプ)1g入りが付属。外形寸法はW137xD131xH154.5mm、重量1kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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