2019.04.17 10:47 更新
2019.04.16 配信
Intelより、ビジネス向けのノートPCに搭載される「Intel Core vProモバイルプロセッサ」の最新世代がリリース。ハードウェアレベルでの個別認識が可能なセキュアなCPUシリーズで、従来からパフォーマンスの向上とバッテリーライフの延長、ネットワーク機能の強化が図られている。
Whiskey Lakeアーキテクチャを採用する14nmプロセスのCPUで、従来からTurbo Boostのクロックが引き上げられた。3年前のPCとの比較ではパフォーマンスが最大65%向上したほか、最大11時間のバッテリーライフを実現。ネットワークはWi-Fi 6こと802.11axをサポートする。また、ファームウェア攻撃を防ぐIntel Hardware Shield technologyを搭載している。
新しいラインナップは、「Core i7-8665U」(4コア/8スレッド/1.9GHz/TB時4.8GHz/スマートキャッシュ8MB/TDP15W)と「Core i5-8365U」(4コア/8スレッド/1.6GHz/TB時4.1GHz/スマートキャッシュ6MB/TDP15W)の2モデル。プラットフォームはIntel 300シリーズで、グラフィックスはIntel UHD Graphics 620を内蔵し、メモリはDDR4-2400MHzまたはDDR3L-2133MHzに対応、Optaneメモリ内蔵の高速NVMe SSD「Optane memory H10」もサポートする。
なお、新CPUを搭載した製品は、DellやHP、Lenovo、パナソニックなどのメーカーより、今後数ヶ月の内に発売される見込みだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/