左右対称のデュアルビルド構造

COMPUTEX TAIPEI 2018でレポートをお届けした、デュアルシステム対応PCケースの国内販売が確定。6月6日より店頭に並ぶ。

COMPUTEX TAIPEI 2018で披露された「COUGAR GEMINI X」

左右対称の独立した筐体を1つに合体させた、デュアルビルド構造を採用。外装に3mm厚のアルミニウムと5mm厚の強化ガラスを使い、実用面のみならず魅せる要素も盛り込んだ。なお設置条件は縦・横両対応。

内部構造はプライマリー側がCEB/ATX/MicroATX/Mini-ITXの各フォームファクタをサポート。電源ユニットは奥行き160mmまでのATX規格に対応し、冷却ファンは左サイド120mmx2、右サイド120mmx2、リア120mmx1で、左右共に240mmサイズラジエターが搭載できる。なお拡張スロットは全8段で、グラフィックスカードの有効スペースは長さ350mmまで。CPUクーラーは高さ140mmまで。

セカンダリ側はMini-ITX規格専用。主にストリーミング用システムの構築が想定されている。こちらにはドライブベイ（2.5インチx最大4、3.5インチx最大4）を備える他、冷却ファンを左右各120mmx2、リア120mmx1が増設可能。拡張スロットは全2段で、最大330mmまでのグラフィックスカードが搭載できる。なおCPUクーラー有効高は140mm、電源ユニットは100mmまで。

外形寸法はW426xD525xH635mm、重量17kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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