2019.06.17 15:21 更新
2019.06.17 配信
「VIVE Pro Eye」は、眼球の動きや焦点を追跡するアイトラッキング技術を搭載したVRヘッドセット(ヘッドマウントディスプレイ)。レンズ周囲に設置されたIRセンサーが眼の動きを捉え、高精度な視覚トラッキングデータを取得する。
コンテンツやハード側の対応が必要ながら、ターゲットを見るだけでエイムが可能になったり、注視しているオブジェクトやエリアにGPUパワーを重点分配してレンダリング(フォービエイテッド・レンダリング)するなど、様々な分野に“視線”を活用できる。
ディスプレイは3.5インチ(対角)デュアル有機ELで、解像度は片目あたり1,440×1,600ドット(両目2,880×1,600ドット)。リフレッシュレートは90Hz、視野角は110°とされる。脱着可能なハイレゾ対応ヘッドホン、マイクも備える。接続インターフェイスは、USB3.0 Type-C、DisplayPort1.2、Bluetooth。SteamVR Tracking 2.0センサーを備えたコントローラが付属する。
「VIVE Focus Plus」は、スタンドアロンで使用できるオールインワン型のVRヘッドセット。「VIVE Focus」の進化版にあたり、装着性を従来以上に改善、デュアル6DoFコントローラーを付属して販売される。
リング効果を低減した新型レンズを採用、ディスプレイはデュアル3K有機ELで、解像度は片目あたり1,440×1,600ドット(両目2,880×1,600ドット)。リフレッシュレートは75Hz、視野角は110°とされる。6DoFコントローラーは超音波式で、直感的な操作を可能にする感圧式入力のアナログトリガーを備える。
なお、デバイスとしてのスペックは、プロセッサがSnapdragon 835、メモリ4GB、ストレージ32GBなど。最大2TB対応のmicroSDスロットやマイク、スピーカー、3.5mmオーディオジャックを実装。内蔵バッテリーで最大約3時間(アクティブ使用時)動作する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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