2019.07.03 00:00 更新
2019.07.02 配信
NVIDIAより、Turingアーキテクチャを採用する新たなGPU「GeForce RTX 20 SUPER」シリーズが発表された。既存の「GeForce RTX 20」シリーズのリフレッシュ版にあたるGPUで、コア数が“無印”から約10%程度増加したほか、メモリ容量が6GBから8GBに増強されている。NVIDIAによれば、「GeForce RTX 20」シリーズから最大25%性能が向上するという。
「GeForce RTX 2080 SUPER」は、CUDAコア数3,072基を内蔵し、ベースクロック1,605MHz、ブーストクロック1,815MHz。メモリバス幅は256bitで、メモリクロック15Gbps、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装する。なおTDPは250Wに増加、補助電源コネクタは8pin+6pin仕様だ。立ち位置としてはGeForce RTX 2080 Tiと無印モデルの中間で、市場想定価格は699ドル。
「GeForce RTX 2070 SUPER」は、CUDAコア数2,560基、ベースクロック1,605MHz、ブーストクロック1,770MHz。メモリバス幅は256bitで、メモリクロック14Gbps、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装する。TDPは215Wに増加しており、補助電源コネクタは8pin+6pinに増強された。市場想定価格は499ドル。
「GeForce RTX 2060 SUPER」は、CUDAコア2,176基、ベースクロック1,470MHz、ブーストクロック1,620MHz。メモリバス幅256bit、メモリクロック14Gbps、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装する。TDP175Wで補助電源コネクタは8pin×1仕様だ。市場想定価格は399ドル。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/