G-SYNC対応の高速メイン液晶＆ゲーム画面を切り取り表示できるサブ液晶搭載

HPより、「OMEN」シリーズをはじめノートPCの新製品4モデルが発表。本日より順次販売が開始される。

最大の注目は、5月にグローバルリリースが打たれたゲーミングノートPCの「OMEN X 2S 15」。G-SYNCおよび144Hz駆動に対応した15.6インチフルHDのメインディスプレイに加え、キーボード上部に5.98インチフルHDのタッチ液晶を搭載した、デュアルディスプレイ仕様を特徴とする。

2画面搭載モデルとしてはASUS「ZenBook Pro Duo」に似た仕様だが、ゲーミング向けモデルとしては世界初の製品という。サブディスプレイは通常のアプリケーションを表示できるほか、メインディスプレイの一部領域を切り取って表示する「リアルタイムスクリーンミラーリング機能」に対応。ゲームのミニマップや発動可能なスキルを表示するといった使い方ができる。

「OMEN X 2S 15」のスペックは、最上位構成（エクストリームプラスモデル）でCPUがCore i9-9880H、グラフィックスがGeForce GTX 2080（Max-Q）、メモリ32GB、ストレージ512GB NVMe SSDなど。OSはWindows 10 Homeを搭載する。

独Thermal Grizzlyとの協業による、液体金属製サーマルグリス「Conductonaut」を採用。さらに12Vファンと合計5方向のエアフローで構成される「OMEN Tempest クーリング テクノロジー」を備え、高効率な冷却で性能を向上させている。

OMEN 15	HP Pavilion Gaming 15

「OMEN 15」は、現行製品から厚みを約20％削減した15.6インチモデル。ディスプレイは144Hz駆動のフルHD液晶を搭載、最大でCore i7-9750H、GeForce GTX 2070（Max-Q）、メモリ16GB、ストレージは512GB NVMe SSD+1TB HDDを内蔵する。

「OMEN 17」は17.3インチモデルで、同様に144Hz駆動のフルHD液晶を搭載。最大でCore i9-9880H、GeForce RTX 2080、メモリ32GB、1TB NVMe SSDを内蔵する。

「OMEN」シリーズ以外では、従来より薄型の筐体を採用した15.6インチノートPC「HP Pavilion Gaming 15」も発売。最上位のクリエイター向けモデルは、4Kディスプレイ、Core i7-9750H、GeForce GTX 1660 Ti（Max-Q）、メモリ16GB、256GB NVMe SSD+1TB HDDなどで構成される。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社日本HP： http://www.hp.com/jp/