2019.09.09 11:00 更新
2019.09.09 配信
COMPUTEX TAIPEI 2019のブースポートでも取り上げた、ミドルタワーPCケースが待望の国内発売。ラインナップはアドレサブルRGB LED搭載の「IW-905-ARGB」と、OLEDディスプレイ付きの「IW-905-OLED」が用意される。
COMPUTEX TAIPEI 2019で披露された、In Win「905」シリーズ |
2013年11月に発表された「904」の後継機で、素材にはフロントからリアにかけて一体型の4mm厚アルミニウムを採用。見た目の美しさと汚れが付着しにくいヘアライン加工が施され、In Winらしいシンプルなデザインに仕上げた。なおボディはスチール製。
対応フォームファクタはE-ATX(12″x13″)、ATX、MicroATX、Mini-ITXで、左右のサイドパネルには強化ガラスを採用。クイックリリースボタンを備え、簡単に着脱ができる。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチx1、2.5インチx2。冷却ファンレイアウトおよび搭載可能ラジエターサイズは、フロント120mmx2(240mmサイズ)、リア120mmx1(120mmサイズ)、ボトム120mmx3(360mmサイズ)。拡張スロットは全7段で、各有効スペースは、グラフィックスカードが最大約330mm、CPUクーラーが高さ約160mm、電源ユニットが最大約230mmまで。
その他左サイドのアクセスポートには、USB3.1 Gen.2 Type-Cx1、USB3.0x2、音声入出力端子、LEDコントロールボタンを装備させた。
In Win「IW-905-ARGB」 |
なお「IW-905-ARGB」は、フロントパネル左下部にアドレサブルRGB LEDを内蔵。さらに「ARGBモード」では、アドレサブルRGBをマザーボードと同期。「IN WIN LEDモード」では、アドレサブルRGB非対応マザーボードでの構成時、備え付けのコントロールボタンで17種類のライティングモードに切り替えができる。
In Win「IW-905-OLED」 |
「IW-905-OLED」は、フロントパネル左下部にOLED(有機EL)ディスプレイを内蔵。専用ソフトウェアをインストールすれば、「OLEDモード」でテキストGIFや時刻、システムパフォーマンスの表示が可能。「IN WIN LEDモード」では、17種類のライティングモードに切り替え。「マザーボードモード」では、使用中のマザーボードを検出し、ライティングが制御できる。
共通で、外形寸法はW215xD508xH502mm、重量11.98kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
In Win Development Inc.: http://www.inwin-style.com/
株式会社アユート: http://www.aiuto-jp.co.jp/