2020.01.30 12:03 更新
2020.01.30 配信
左右分離デザインのキーボードを得意とするMISTELより、メカニカルキーボードの新製品が登場。スタンダードモデル「Mistel Barocco MD770」シリーズと、RGBイルミネーションを搭載した「Mistel Barocco MD770RGB」シリーズの2製品が発売された。
キースイッチは、CHERRY MX茶軸/青軸/赤軸/クリア軸(「MD770」のみ)/静音赤軸をラインナップする。
昨年の「COMPUTEX TAIPEI 2019」で披露された製品で、以前に詳細レビューをお届けした「Barocco MD600」の正統進化モデルにあたる。左右ユニットを分離させてフリースタイルで入力できる点がトピックで、新たにレイアウトが見直された。
特にユーザーからの要望が多かったという、ファンクションキーと矢印キーを追加。一般的なテンキーレスキーボード同等のキーを備えたほか、Fnキー同時押しでフルキーボードと同様の入力が可能になる。
また、ハードウェアマクロ機能によるキー配置変更、入力パターンのプログラムに対応。最大3つのプロファイルとして登録できるほか、配列自体を3タイプ(QWERTY/Dvorak/Colemak配列)に切り替える機能も備える。
キーキャップには、高耐久なPBT樹脂を使用した2色成型キャップを採用。物理的に刻印が摩耗しないため、長期間に渡って使用できる。
外形寸法は幅320mm、奥行き140mm、高さ28~34.5mm、重量約810g。製品にはチルトアップ用のゴム足が付属、奥側に取り付けて傾斜をつけたり、手前側に取り付けて“ネガティブチルト”スタイルで使用することができる。
なお、接続インターフェイスはUSBで、ポーリングレート1,000Hzをサポート。左右ユニットの連結、PC用ケーブルの接続にはType-Cコネクタを使用する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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MISTEL: http://www.mistelkeyboard.com/