2020.03.17 10:50 更新
2020.03.16 配信
2020年のホリデーシーズンに発売を予定しているMicrosoftの次世代ゲーム機「Xbox Series X」について、詳細スペックがアナウンス。新型コロナウイルスの影響で開催が延期された、GDC 2020での発表を想定していた情報のようだ。
すでに先行して発表されていた通り、AMDと共同開発した「Zen 2」および「RDNA 2」アーキテクチャを採用するカスタムSoCを搭載する。CPUは最大3.8GHz動作のオクタコア構成で、GPU処理性能は12 TFLOPS。「Xbox One X」比で4倍の高速処理が可能で、4K/60fpsの下限性能、最大120fpsの高リフレッシュレート、ハードウェアレイトレーシング、可変レートシェーディングなどに対応する。
メモリはGDDR6 16GB(10GB@560GB/sec、6GB@336GB/sec)、ストレージは1TBのNVMe SSDを実装し、さらに1TB SSDの拡張ストレージをサポート。次回起動時に即座にプレイ途中から再開できるQuick Resume機能は複数タイトルに対応、複数のゲームを瞬時に切り替えてプレイできる。
ゲームパッドから本体、ディスプレイへの出力といった、あらゆるシーンにおけるレイテンシが大幅改善。応答性能が大きく向上している。また、「Xbox 360」やオリジナルの「Xbox」を含む、数千本のゲームをプレイ可能な下位互換性を確保。旧タイトルをプレイする際の起動時間やロードタイム、画質も向上しているという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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