2020.05.12 10:35 更新
2020.05.10 配信
Qualcommより、ゲーミング向けにカスタマイズされたミドルクラスの5G対応SoC「Snapdragon 768G」がリリース。昨年発表された「Snapdragon 765G」のアップグレード版にあたる。
従来と同様に、CPUにKryo 475、GPUにAdreno 620を採用。ただし「Snapdragon 765G」と比べ、CPUのプライムコアの動作クロックが最大2.8GHz(従来は最大2.4GHz)に引き上げられたほか、GPUパフォーマンスが最大15%向上した。
また、リフレッシュレート120Hzの高速ディスプレイをサポート。Google Playストア経由でGPUドライバのアップデートを受けることもできる。
そのほか、5Gモデムの「Snapdragon X52 5G」が統合されており、5Gのマルチモード接続、最大で下り3.7Gbps/上り1.6Gbpsの通信速度に対応する。
なお「Snapdragon 768G」は、Xiaomiから新たに発表された「Redmi K30 Racing Edition」に初めて搭載される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Qualcomm Incorporated: https://www.qualcomm.com/