名作クーラー「NH-L12」をベースに最適化、92mmファン1基を搭載

Noctuaブランドより、LOUQEによるMini-ITXケース「GHOST S1」向けのCPUクーラー「NH-L12 Ghost S1 edition」がリリース。全高わずか66mmのロープロファイルデザインが特徴で、ハイエンドシステムに対応する狭小ケースにピタリ収めることができる。

Noctuaの名作ロープロファイルクーラー「NH-L12」がベースになっており、本来ヒートシンク上下をサンドイッチするファンの内、トップのファンをオミット。下段にPWM制御の92mmファン「NF-B9」を搭載する。ベースモデルに比べ冷却性能は低下するものの、TDP65WクラスのCPUを問題なく冷却可能だ。

なお冷却ファンの仕様は、ファン回転数が最大1,600rpm、最大風量64.3 m3/h、最大騒音17.6dB、MTTF150,000時間。減速ケーブル「Low-Noise Adaptor」を使用することで、回転数1,300rpm、風量52,6 m3/h、騒音13.1dBに抑えることができる。

対応プラットフォームは、Intel LGA1200/LGA115x/LGA2066/LGA2011-v3、AMD Socket AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1など。外形寸法は幅128mm、奥行き150mm、高さ66mm、重量500g（ファン含む）。ヒートシンクがメモリエリアまでせり出すものの、全高48mmまでのメモリモジュールと共存できる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Noctua： http://www.noctua.at/