2020.10.21 14:00 更新
2020.10.21 配信
ASUSの最新スマートフォン「ZenFone 7」シリーズが国内市場向けに発表。ベースモデルの「ZenFone 7」と上位モデル「ZenFone 7 Pro」が発売される。筐体デザインは共通で、スペックで差をつけた2機種展開だ。
インカメラとアウトカメラを兼ねるギミック式のフリップカメラにより、フルベゼルレスの“オールスクリーンディスプレイ”を実現した「ZenFone 6」の後継モデル。トレードマークのフリップカメラが3眼仕様に進化、ユニークなカメラ機能がさらに強化された。
フリップカメラは、6,400万画素広角+1,200万画素超広角+800万画素望遠の3眼構成。メインの広角カメラにはソニーのフラッグシップセンサーを採用、望遠カメラは3倍光学ズームに対応する。上位版の「ZenFone 7 Pro」は、メインと望遠に4軸の光学手ブレ補正を搭載している。
カメラを駆動させるモーターは耐久性が2倍に向上。無段階でカメラの角度調整が可能なほか、好みのカメラ角度を保存するアングルセンサーを新たに搭載した。また、フリップカメラが被写体を自動追尾する「モーショントラッキング」も備える。
ディスプレイは「Gorilla Glass 6」で保護された6.67インチ有機ELの「ナノエッジ AMOLED ディスプレイ」を搭載。解像度は2,400×1,080ドットでHDR表示に対応、リフレッシュレート90Hzの高速描画が可能だ。Samsung製の高品質パネルが採用されており、10万:1の高コントラスト、最大700nits(ピーク時1,000nits)の明るさにより、日差しが強い屋外でも鮮明に視認できる。
主要スペックは、「ZenFone 7」がSnapdragon 865、メモリ8GB、ストレージ128GB。「ZenFone 7 Pro」はSnapdragon 865 Plus、メモリ8GB、ストレージ256GBといった構成。OSはAndroid 10を搭載する。
そのほか、バッテリーはフラッグシップモデル最大級の5,000mAhを内蔵し、最大30Wの急速充電(Quick Charge 4.0/USB PD 3.0)に対応。側面には電源ボタンと指紋センサーが一体化し、機能割り当ても可能な「オールインワンスマートキー」を備えている。
本体フレームは6,000番台の単一アルミニウムブロックから生成されたもので、3Dカーブを描く背面パネルは強化ガラスの「Gorilla Glass 3」で保護。カラーリングは、オーロラブラックとパステルホワイトの2色をラインナップする。外形寸法は約幅77.2mm、奥行き165mm、厚み9.6mm、重量約235g。
市場想定売価は「ZenFone 7(ZS670KS)」が税抜85,800円、「ZenFone 7 Pro(ZS671KS)」が税抜99,800円。いずれも10月23日(金)に発売が開始される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/