2020.11.04 10:46 更新
2020.11.02 配信
UL Benchmarksより、最新グラフィックスカードのレイトレーシング性能を比較できる「3DMark DirectX Raytracing feature test」がリリース。アップデートによる配信が開始されている。
新しいベンチマークテストでは、従来のレンダリング技術に代わり、レイトレーシングによりシーン全体を1回のパスで描画。完全にレイトレーシング性能に依存するテストとして、レイトレーシング専用ハードウェアの純粋なパフォーマンスを計測する。
光線を微小なランダムオフセットで視野全体に追跡し、被写界深度効果をシミュレート。各ピクセルの設定された数のサンプルをトレースしてシェーディングし、画面に出力するまでかかった時間でフレームレートを計測する。レンダリング解像度は2,560×1,440ドットで、シーン内を自由に移動してスクリーンショットを撮影できる「Interactive mode」も備えている。
対応環境は、AMDの「Radeon RX 6000」シリーズを含む、DirectX Raytracing Tier 1.1のドライバをサポートするDirectX12対応のグラフィックスカード。Windows 10 Version 2004以降のアップデートが適用されたOS環境も必要となる。「3DMark Advanced Edition」および有効なライセンスをもつ「3DMark Professional Edition」のユーザーを対象に、無料アップデートとして配信される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
UL Benchmarks: https://benchmarks.ul.com/